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コンタクト 処方箋の利便性

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どこにどのようなストレスがかかっているのか、それが適度なストレスなのか、過剰なストレスなのかをみきわめなくてはなりません。
もし過剰なストレスならば取り除く必要があります。 だれでも、外の世界がぼやけて見えると、不安や緊張を感じます。
どうしてもはっきりくっきり見えることに執着しがちです。 脳は鮮明な映像を得るため、眼球に付いている「内眼筋(毛様体)」と「外眼筋」を働かせ、遠くを見ても近くを見ても、常に網膜上に焦点を合わせる機能を眼に持たせています。

遠方を見るほどに筋肉がゆるみ、手もとにくるほど筋肉は緊張します。 近くに焦点を合わせる眼筋と、寄り眼をする眼筋が強くなると、近くを見ることに頑張りがきくようになります。
パソコン操作や読み書きなどのデスクワークで眼を使、っとき、はっきりくっきり見えていると、映像を分析する回路(頭脳Hソフト)は快適ですが、眼(身体日ハード)は大きな緊張を強いられています。 逆に、遠方を見るときには(遠視や眼位のズレがある人を除き)、近視でぼやけて見えたとしても、眼球(身体)は疲れません。
このときにストレスを感じるとしたら、ぼやけた映像を理解しようとする脳のイライラです。 ものがはっきり見えないと不安な人は、集中してしっかり見ようと眼球に力を込めます。

すると頭の意識のほうは集中していると錯覚し、満足感がありますが、しっかり見ようとすればするほどストレスが増して身体に負担がかかり、間違った眼球運動をしたり、視力の低下を招いたりと悪循環に陥ります。 また、肩こりや疲労を引き起こす原因にもなります。
視力にこだわり、はっきり見える満足感だけを求めて、眼球(身体)からくる疲労や危険信号を感じにくくなっている状態を、私は「頭が勝った見方をしている」と表現しています。 眼(身体)にも頭脳にも必要なのは、快適に見ることです。
現代の社会における典型的なケースとして、Aさんの例をご紹介しましょう。 通常、近くを見るときには両方の眼を寄せていきます。
遠くを見るときには、両眼の目線が広がり、平行に近づきます。 それに協調して毛様体が水晶体をふくらませたり薄くしたりして網膜に焦点を合わせます。
ところが、クリアに見えるかどうかにこだわりすぎて、この本来の運動を狂わせてしまうことがあります。 ものを見るとき、一点に印をつけるような見方で、はっきりくっきり見えないと気がすまないAさんの眼もそうでした。
Aさんはもともと近視でしたが、最近いっそう視力低下が進んでいるように感じ、来屈されました。 肩こりがひどくなり、夕方になると眼がかすんでくることも多いと、眼や身体の疲労を訴えます。
病院で検査を受けたところ、自律神経の異常と診断されたとのことでした。 眼の検査をしていくと、Aさんの眼は、遠くを見るよう指示しているのに、両眼の向きと焦点はどんどん近くを見るときの運動に変化していきます。
そして近くを見ようとすると、眼が遠くを見る運動をしてしまいます。 つまり、意識と眼の向きが逆のことをしているのです。

たとえるなら、身体の半分は氷水に、もう半分はお湯につけることを何年もやっていると、身体の一方では「毛穴を閉じて保温しなさい」、もう一方では「毛穴を開いて放熱しなさい」という命令が出ることになります。 こうなると、自律神経はいったいどうなるでしょうか。
Aさんには、眼は遠くに向けたまま、気持ちは近くを見てもらうことを試してもらいました。 すると遠くを見るときの本来の眼の動きに戻っていきます。
Aさんも、「目標がはっきり見えてきました」と言います。 感覚を一度戻すと、よいほうにスイッチが入り、わりと簡単に改善します。
本人の言葉では、「頭と身体が一体となったような大らかな気分。 見るものが気持ちよく眼に入ってくる」とのことでした。
視力表が読めるかどうかではなく、身体に悪さをしない見え方かどうかを感知する能力があればこそ出る言葉です。 ものがはっきり見えないと不安な人は、集中してしっかり見ようと眼球に力を込めます。
すると頭の意識のほうは集中していると錯覚し、満足感があります。 しかし、それは誤った力の入れ方で、身体には逆効果になります。
集中して見ようとすればするほど身体に負担がかかり、間違った眼球運動をしたり、視力の低下を招いたりと悪循環に陥ります。 また、疲労を引き起こす原因にもなります。
Aさんも肩こりがひどく、車の運転をするとすごく疲れるとのことでした。 集中することと眼に力を入れることとは別ものです。
スポーツや日常生活の中で「集中」という言葉は頻繁に使われます。 しかし、「集中」そこで、には種類があります。

しっかりくっきり見ることが集中だと錯覚している人も多いのです。 こういった意識を変えると、身体の負担は軽減され、今までより楽にものが見えてきます。
それはいくら言葉で説明しても理解しにくいことかもしれません。 見方を変えるためには、実際に身体で感じないとわかりません。
多かれ少なかれ、だれもが毎日、自分の眼にストレスをかけています。 ただ、その度合いが人によって異なります。
それは個々が持つ、眼の筋力によって違いますし、興味の度合いや気の入れ方によっても変わってきます。 そして、こうしたストレスを長い間かけ続けた結果、人それぞれの眼の使い方にも個人差が出て、しだいに眼のクセというものが刻み込まれていきます。
人間には左右二つの眼があり、普段は当たり前のように二つの眼でものを見ているので、それぞれの眼でどのように見ているかということなど普通は意識しないものです。 たとえ視力検査の結果、左右の視力に差があったとしても、日常的に二つの眼で見ていて不自由を感じなければ、何かの異常が起こらない限り問題として考えないはずです。
実際、私の知っている編集者の女性は、片方の眼の視界の中央が黒く歪むという機能異常の状態になっていたにもかかわらず、二つの眼で見えている視界に特に変化を感じなかったため、気づいたときにはすでに中心部分の視力を失ってしまいました。 こうなる前に頭痛や肩こりにひどく悩まされていた時期があったそうですが、片眼で起こったため、気がつかなかったようです。

左右二つの眼があるということを理解し、自分の眼の使い方について知っておくことは「快視力」へのスタートになります。
両眼を向ける機能の特徴としては、大きく次のようなことがあげられます。
・ふくそう・両眼を内側に寄せる筋力が強い(輯鞍傾向が強い)。
・かいさん・両眼を遠くへ向ける筋力が強い(開散傾向が強い)。
・左右の眼の視線の向きが外向きか内向きか。
・左右の眼の視線の高さがそろっているか。
・両眼の動きが調和して滑らかかどうか。
・ズレがあるか。
両眼を内側に寄せる力の強い人(轄鞍傾向の強い人)は、それだけ眼にかかるストレスも強く、我慢強いことを意味しますし、逆に両眼を遠くに向ける力の強い人(開散傾向の強い人)は、ものを見るときの緊張は大きいのですが、ストレスがかかったときにうまく32逃がす傾向があります。 この輯鞍傾向と開散傾向は、その人のものの見方(心や意識)とも大きな関係があります。

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